洗濯機は果たしてどれくらい使用できるものなのでしょうか?
安くはない電化製品ですので、できるだけ長く使いたいものです。
しかしいつかは寿命を迎えるもの。
この記事では洗濯機の寿命についてのご紹介から処分方法まで、徹底的に解説します。
ぜひご自宅の洗濯機の症状と合わせてご覧くださいませ。
- 洗濯機の寿命が分かる!
- 洗濯機の寿命を知らせるサインが分かる!
- 修理した方がいいのか買い替えたほうがいいのかの判断基準が分かる!
- 寿命を迎えた洗濯機の処分方法が分かる!
目次
洗濯機の平均的な寿命はどれくらい?
洗濯機は大体どれくらい使用できるかご存じですか?
寿命は使用年数と使用回数で語られることが多いのですが、その平均的な寿命についてご紹介します。
洗濯機の寿命までの使用年数
洗濯機の一般的な寿命はおよそ6年から8年と言われています。
中には20年以上使ったという方もいるため、あくまで平均的な寿命です。
購入してから6年以上経過すると、洗濯機に何らかのトラブルが発生することが増えてきます。
修理可能な場合は修理をしながら使い続けることも可能ですが、洗濯機は製造から6年経過するとメーカーの補修部品の保有期間が切れて修理できなくなる可能性があります。
そのため寿命は6年から8年と言われているのです。
主要メーカーごとの補修部品の保有期間 | ||
---|---|---|
メーカー | タテ型洗濯乾燥機 | ドラム式洗濯乾燥機 |
SHARP | 6年 | 6年 |
TOSHIBA | 6年 | 6年 |
Panasonic | 7年 | 6年 |
HITACHI | 6年 | 6年 |
洗濯機の寿命までの使用回数
洗濯機の寿命を年数ではなく使用回数で判断することもでき、実はこちらの方がより正確に寿命を知ることができると言われています。
その使用回数とは、およそ2,500回。
1日1回洗濯機を回すと約6.8年使える計算です。
ですが、ご家庭によって1日に洗濯機を回す回数が1回とは限りません。
1日に2回洗濯すれば3.4年、1日に3回洗濯すれば2.2年です。
しかし、2,500回という数字はあくまで目安なので、それ以上使えることもあります。
もし、2,500回以上使い続けているうちになんらかの不具合が発生した場合はそろそろ寿命と考えていいでしょう。
縦型洗濯機・ドラム式洗濯機、寿命は違う?
洗濯機には縦型とドラム式がありますが、寿命に違いはあるのでしょうか?
どちらも寿命は6年から8年と言われているため、縦型でもドラム式でもさほど違いはありません。
ただし、洗濯機は日頃のお手入れで寿命を延ばすことも可能です。
少しでも長く使いたい場合は、洗濯機の中を定期的に洗浄するようにしましょう。
洗濯機の寿命を知らせるサインは?
洗濯機を長年使っていると、何かしらの不具合が出てくることでしょう。
もしからしたらそれは寿命のサインかもしれません。
以下で紹介する不具合が起きた場合は早めの修理をおすすめします。
しかし、もし上記で紹介した使用年数、使用回数を過ぎているようであれば、新しく買い替えることも考えましょう。
洗濯中に止まってしまう
洗濯機の寿命が近づくと洗濯の途中にエラー音が鳴り、頻繁に停止してしまうようになります。
ただ、中の洗濯物が片寄っていて脱水の途中などで止まってしまうことはたまにあるかもしれません。
その場合は、一度洗濯物を入れなおしてあげれば通常どおり動いてくれるでしょう。
しかし、それでもすぐまた止まってしまう、またはそのようなことが頻繁に起こる場合はそろそろ寿命と考えていいでしょう。
ガタガタと異音がする
今まで聞いたことないようなガタガタというような音が聞こえてきたら注意が必要です。
このような音がしている場合は内部のモーターに異常が発生したことが考えられます。
しかし、このような状態でもしばらくは使い続けることができるかもしれませんが、ある日突然止まってしまって洗濯ができなくなってしまうことがあります。
メーカーに補修部品があれば修理も可能ですが、モーターを交換となると修理費用も高くつくため、その場合は買い替えを検討してもいいでしょう。
洗濯機から異臭がする
異臭には2種類あり、焦げているような臭いとカビの臭いです。
まず焦げ臭いにおいがしてくるのには以下の3つが原因の可能性があります。
- 洗濯機の内部に異物が入り込み、それが摩擦を起こす
- モーター部分にあるベルトが緩み、スリップした摩擦
- モーター近くにあるクラッチの故障
異物が内部に入り込んでしまうと素人には取り出せませんし、ベルトやクラッチの交換もできませんのでメーカーに修理を依頼するか、かかる費用によっては買い替えも視野に入れましょう。
次にカビ臭いにおいですが、洗濯機を掃除する洗剤などでにおいが落ちるようで問題ありません。
においが落ちない場合は、洗濯機の内部までカビが侵食している可能性があります。
その場合はもはやにおいを取ることができませんので、この場合も買い替えたほうがいいでしょう。
脱水が終わらない
脱水が終わらない、またはエラー音がして脱水が途中で止まってしまう場合は、まずは次のことを確認してみましょう。
- 洗濯物が片寄ってしまっている
- 排水溝にゴミが詰まっている
- 排水のホースが外れてしまっていたり、正しくセットできていない
- 洗濯機のフタがちゃんと閉まっていない
- 洗濯機が傾いてしまっている
上記のことが当てはまっていないにもかかわらず、脱水ができないようであれば故障の可能性が高く、長年使っている洗濯機であれば寿命と考えてもいいでしょう。
また、脱水の力が弱くなったと感じた場合も上記のことを確認してみましょう。
水漏れが発生するようになった
もし、洗濯機の下が濡れてしまっている場合は、洗濯機が水漏れしている可能性があります。
単純にホースが外れてしまっているだけなら繋ぎなおすことで改善されますが、ホースがしっかりと接続されているにもかかわらず、洗濯機の下が濡れてしまっているようなら故障と考えていいでしょう。
洗濯機の電源が入らない
ある日突然洗濯機の電源が入らなくなった…、こうなったら寿命と考えていいでしょう。
まれに、内部のコンピューターの誤作動の場合がありますが、その場合はコンセントを一度抜いて再度接続することで改善されることもありますが、あまり期待はできないでしょう。
長い期間使用した洗濯機は修理するよりも買い替えがおすすめ
もし洗濯機に異常が発生して故障してしまった場合、保証期間内であればメーカーなどに修理を依頼したほうがいいでしょう。
保証期間中なら補修部品もあり、故障の内容によっては無料で修理してくれることもあります。
しかし、保証期間を過ぎてからの修理は、補修部品が無くなっていることもありますし、修理したとしても今度はすぐに別の場所が故障してしまい、その都度修理費用がかかることによって「新しく買った方がよかった」ということにもなりかねません。
先述した使用年数と使用回数に照らし合わせて、寿命に近づいている、または寿命を過ぎている場合は買い替えをおすすめします。
買い替える前に確認しておくこと
洗濯機を買い替える場合は以下のことを確認しておきましょう。
- 洗濯機の容量
- 洗濯機を設置するスペース
- ドラム式にするか縦型にするか
洗濯機の容量
一人暮らしなのか、家族で住んでいるのかで選ぶ洗濯機の容量が変わります。
また、家族の人数によっても変わってくるでしょう。
当然家族の人数が多ければ必要な洗濯機の容量も大きくなりますし、その分洗濯機を設置するスペースも大きくなります。
洗濯機を設置するスペース
これまで使っていた洗濯機と同じ容量だとしても、必ずしも同じスペースに洗濯機を設置できるとは限りません。
メーカーによっても大きさが変わりますので、購入の際は必ず設置できるスペースを確認しておきましょう。
ドラム式にするか縦型にするか
最近はドラム式の洗濯機が人気ですが、ドラム式は縦型よりも広いスペースを必要とします。
これまで縦型の洗濯機を使っていて、買い替えでドラム式にしようとお考えの場合は注意しましょう。
寿命を迎えた洗濯機の処分方法
寿命を迎えて故障してしまった洗濯機は処分しなければなりません。
しかし、洗濯機は家電リサイクル法に該当する製品のため、自治体の粗大ごみ回収では引き取ってもらえませんので、他の方法で処分する必要があります。
ここでは、故障した洗濯機の処分方法についてご紹介します。
家電販売店に引き取りを依頼する
洗濯機を新しく買い替える際に、購入する家電販売店に洗濯機を引き取ってもらうことができます。
この方法で洗濯機を処分する場合は、「リサイクル料金・収集運搬料・取外し工事費用」が必要です。
洗濯機のリサイクル料金は2,500円から3,500円ほどで、それ以外に収集運搬料と取外し工事費用が3,000円から6,000円かかります。
指定引取所に直接持ち込む
指定引取所に洗濯機を持ち込むことで処分することも可能です。
指定引取所とは家電リサイクル法の対象製品を持ち込むことのできる収集所で、自家用車などを使ってご自身で直接洗濯機を持ち込む方法です。
ご自宅近くの指定引取所が不明な場合は「指定引取所検索」で確認可能です。
この方法の場合は、洗濯機をご自身で運びますので収集運搬料と取外し工事費用はかからず、リサイクル料金の2,500円から3,500円のみかかります。
しかし、洗濯機は小さなサイズだとしてもかなりの重量があるので大変な作業となるでしょう。
不用品回収業者に依頼して回収してもらう
洗濯機の処分に手間をかけたくないのであれば不用品回収業者に依頼するのが一番です。
不用品回収業者ならメールや電話で依頼するだけで自宅まで洗濯機を回収しに来てくれるので、一番手軽に処分できる方法と言えるでしょう。
また、リサイクル料金・収集運搬料・取外し工事費用はかからず、通常の回収料金だけで引き取ってもらえるので比較的安価に処分可能です。
洗濯機の処分なら不用品回収業者のKADODEがおすすめ
もし洗濯機の処分で不用品回収業者を利用するのであればKADODEがおすすめです。
KADODEは関東から九州のエリアに対応する不用品回収業者で、洗濯機のみならずあらゆる不用品を対象として引き取ってもらえます。
なんといっても対応が素早く、問い合わせから最速1時間でご自宅まで駆けつけ、あっという間に不用品を回収。
ネットなどでの口コミでも接客が親切で丁寧と評判がいいのが特徴です。
また、洗濯機だけではなく、引っ越しや大掃除などで他にも不用品が多く出てしまった場合でも定額パックを用意しているので安心。
もし、処分する不用品の中にまだまだ使えそうなものがあれば、買取サービスを利用することができるため、買取可能であればとてもお得に不用品を処分することが可能です。
手間をかけずにお得に洗濯機を処分したいのであればぜひKADODEのような不用品回収業者を利用しましょう。
KADODEの基本情報
KADODE | |
対応エリア | 東京都 埼玉県 千葉県 神奈川県 静岡県 奈良県 大阪府 兵庫県 広島県 山口県 岡山県 大分県 福岡県 鹿児島県 佐賀県 宮崎県 熊本県 長崎県 |
定額料金プラン | ・SSパック 5,000円 ・Sパック 10,000円 ・Mパック 20,000円 ・Lパック 50,000円 ・LLパック 100,000円 ・3L以上 お見積り・要相談 |
対応可能業務 | 不用品回収 不用品買取 生前・遺品整理 ゴミ屋敷の片付け |
営業時間 | 24時間対応(年中無休) |
ホームページ | https://kado-de.jp/ |
電話番号 | 0120-966-926 |
KADODEの口コミと評判
洗濯機の寿命と処分方法のまとめ
洗濯機は決して安いものではないため、できるだけ長く使いたいものです。
しかし、こまめにお手入れをして大事に使っていてもいつかは壊れてしまいます。
寿命を超えた洗濯機は修理したとしても、修理箇所と違うことろが壊れてしまってまた修理なんてことも。
そのため使用年数・使用回数を超えてしまった洗濯機は、故障した時点で買い替えを検討してもいいでしょう。
洗濯機も日々進化しており、新しいものはより便利に、より快適に使えるようになっています。
もちろん使えるうちは無理に買い替える必要はありませんが、生活をより良いものにするために新しい洗濯機を購入するという考えがあってもいいかもしれませんね。