このような疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
そこで本記事ではユニクロのリサイクルボックスについて、回収店舗や対象商品など幅広くまとめてみました。
お得に衣類を処分する方法についても記事の後半で解説していますので、ぜひとも最後までご覧ください。
目次
ユニクロのリサイクルボックスの概要
ユニクロのリサイクルボックスとは、ユニクロの店舗に設置されている衣類をリユース・リサイクルするためのボックスです。
特に手続きの必要はなく、不要な衣類を入れられるのが大きな特徴です。
回収した衣類は、リサイクルされて新しい衣類になったり、固形燃料や防音材になったりしています。
また、難民キャンプへ寄贈することでリユースするなど、環境にやさしい取り組みと言えます。
要らなくなった服をただ捨てるのではなく、環境に役立てつつ処分ができるので、時間に余裕がある場合は極力リサイクルボックスを使って衣類を処分しましょう。
ちなみにリサイクルボックスはユニクロの全店舗に設置されており、設置場所は店舗によって異なります。
どこにあるか分からない場合は、店員に聞いてみましょう。
ユニクロのリサイクルボックスの対象商品
ユニクロのリサイクルボックスは、ユニクロとジーユーで販売された衣類が対象です。
販売された衣類すべてが対象となるので、服はもちろんのこと、下着や靴下、靴やバッグなど幅広く回収してもらえます。
またジーユーで購入した商品でも、ユニクロのリサイクルボックスに入れても問題ありません。
反対にユニクロで購入した商品も、ジーユーのリサイクルボックスへ入れることができます。
また、フリマサイトで購入したり譲り受けたものであったりしても、販売元がユニクロ・ジーユーであれば問題なく利用できます。
ただしユニクロとジーユー以外で販売されている商品は、リサイクルボックスに入れてはいけないので注意しましょう。
ユニクロのリサイクルボックスのメリット
ユニクロのリサイクルボックスの主なメリットとしては以下の通りです。
それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。
時期によってはクーポンが貰える
ユニクロでリサイクルボックスを利用すると、時期によってはユニクロで使えるクーポンが貰えます。
直近では2021年10月~11月に、ユニクロのヒートテックインナーをリサイクルボックスに入れた場合は1点につき200円のデジタルクーポンが、ダウンウェアの場合は1点につき1,000円のデジタルクーポンが付与されました。
キャンペーンの開催時期は不定期ですが、お得にリサイクルボックスを活用したい場合は、ユニクロで購入した商品は残しておくのも一つの手です。
環境に良い
環境に良いのも大きなメリットです。
衣類を生産するにはCO2がどうしても排出されてしまうのですが、ユニクロが行う服から服へのリサイクルにて作られるリサイクルダウンジャケットでは、CO2排出量を通常の約20%削減できます。
他にも捨てるはずだった衣類を固形燃料や防音材などのリサイクルするため、地球の資源の無駄を減らすことに役立っています。
環境に対する意識を強く持っているなら積極的に利用しましょう。
手続きが不要
手続きが不要なのも大きなポイントです。
シンプルに不要な衣類をリサイクルボックスに入れるだけで良いので、一切手間がないです。
ユニクロ店舗へ行く場合は、不要な衣類を持っていくことを忘れないようにしましょう。
ユニクロのリサイクルボックスのデメリット
非常に使い勝手の良いユニクロのリサイクルボックスにも、デメリットはいくつかあります。
それぞれのデメリットを理解したうえで利用しましょう。
ユニクロとGUの商品のみが対象
前述したように、ユニクロのリサイクルボックスはユニクロとGUの商品のみが対象です。
他のお店で購入した衣類はリサイクルボックスに入れてはいけません。
対象外のものを入れると、場合によっては不法投棄と見なされかねませんので、ルールはしっかりと守って利用しましょう。
不要な衣類をまとめて処分したい場合は、ゴミとして処分するか、別の寄付団体へ郵送で送るのが一般的です。
ただし寄付として送る場合は、送料が自己負担となるので注意してください。
お金にはならない
ユニクロのリサイクルボックスへ対象の衣類を入れてもお金にはなりません。
キャンペーンによっては、クーポン券がもらえることもありますが、不定期の開催となるのであまり当てにはなりません。
「ゴミとして捨てるのはもったいないし、お金にならないもの不満」と思うならメルカリなどのフリマアプリを活用しましょう。
事前に洗濯する必要がある
ユニクロのリサイクルボックスへ入れる際は、事前に洗濯をする必要があります。
洗濯をしていない商品は、たとえユニクロやジーユーで購入した商品であっても入れてはいけません。
そのため、大量にユニクロやジーユーの衣類を処分したい時は、わざわざ一気に洗濯をする必要があるので多少面倒です。
ただしユニクロのリサイクルボックスに限らず、ほぼすべての衣類のリサイクルボックスは事前に洗濯をする必要があるので、ここは仕方ないと割り切って利用しましょう。
ユニクロのリサイクルボックスよりもお得・楽に衣類を処分する方法
最後にユニクロのリサイクルボックスよりもお得、もしくは楽に衣類を処分する方法を紹介します。
これまで紹介したように、ユニクロのリサイクルボックスはお金を貰えるわけではありませんし、対象の衣類も限られています。
そのため、利便性が特別良いとは言えません。
衣類をお金にしたい方、楽に処分したい方は以下の方法を参考にしてください。
それぞれ詳しく解説していきます。
メルカリなどのフリマアプリを利用する
最もおすすめの方法がメルカリなどのフリマアプリを利用することです。
メルカリは出品がスマホで簡単にできますし、利用者も多いので簡単に衣類が売れます。
出品の手間や購入者とのコミュニケーション、発送の準備など面倒な面は多いですが、その分処分するはずだった衣類がお金になるので、お小遣い稼ぎに最適です。
また売れるということは、新しく使ってもらえる人が見つかることにもなるので、自然とリユースという形になり環境にも良いです。
環境にやさしく、衣類をお金にしたい場合はぜひとも利用してみてください。
ちなみにメルカリに限らず、インターネットを使った売買はたくさんあります。
- メルカリ
- ラクマ
- ヤフオク
- ジモティー
- モバオク
自分に合ったサービスを見つけて、お得に衣類を売りましょう。
古着屋やリサイクルショップに売る
古着屋やリサイクルショップに売るのも一つの手です。
ただし古着屋やリサイクルショップでは、ブランド物の服でなければ値段が付かないことがほとんどなので、買取金額に期待はできません。
反対にフリマアプリのように手間が一切かからないので、非常に楽に衣類の処分ができます。
お金にはなりませんが、楽して処分したい場合は古着屋やリサイクルショップの利用も検討してみましょう。
宅配買取業者に依頼するのも一つの手
古着屋やリサイクルショップとは少し違いますが、宅配買取業者に依頼するのも悪くありません。
自宅から出ることなく、衣類を集荷後に買取をしてもらえます。
ノンブランドの服は値段が付くことはほとんどありませんが、楽に一気に処分できますし、捨てなくても良いので環境に良いですよ。
ごみとして処分する
最終手段として考えられるのがゴミとして処分する方法です。
処分方法は自治体によって違いますが、多くの場合で衣類は燃えるごみとして捨てられます。
そのため、もし面倒であれば燃えるごみの袋に衣類を詰めてそのままゴミ捨て場へ処分しましょう。
リユース・リサイクルにはならないため、環境には良いとは言えませんが、処分方法として誤っているわけではありませんし、なにより非常に楽です。
ただし前述したように、自治体によっては燃えるゴミで捨てられない可能性も考えられるので、必ず地域のルールに従って処分をしてくださいね。
ユニクロのリサイクルボックスまとめ
ユニクロのリサイクルボックスは入れるだけで手続き不要で衣類の処分ができます。
対象はユニクロとジーユーで販売されたものだけですが、その分靴や靴下、バッグなども処分できるのが大きなポイントです。
時期によってはクーポン券も貰えるので、ぜひとも活用していきましょう。
ただしお金が貰えるわけではないので、衣類を売りたい場合は、フリマサイトの利用をおすすめします。
自分に合った方法で衣類を処分して、家をスッキリさせてくださいね。