毎日のお仕事で着ることの多いスーツ。
できるだけ安くクリーニングしたいですし、急ぎでクリーニングしたいときもありますよね。
このページでは、大手宅配クリーニング業者10社のクリーニング料金や納期を比較。
スーツを洗うのにおすすめな宅配クリーニングを紹介しています。
日頃からスーツをキレイに保ち、相手に与える印象を良くしましょう。
- 仕上がりが早いのは店舗型クリーニング
- スーツのクリーニング料金は店舗型も宅配もあまり変わらない
目次
スーツのクリーニングができる宅配クリーニング業者を比較
宅配クリーニングサービス9社を比較しました。
スーツ上下の 料金 |
送料 | 日数 | |
---|---|---|---|
リネット | 上下で 1,610円~ |
条件つきで無料 | 最短2日後~ |
リナビス | ビジネスコース 6点4,770円 (1点あたり795円) |
無料 ※1 |
最短10日後~ |
ネクシー | 上下で 1,680円~ |
条件つきで無料 | – |
洗濯倉庫 | 上下で 1,160円~ |
条件つきで無料 | 最短2日後~ |
せんたく便 | 5点5,980円 (1点あたり1,196円) |
無料 ※1 |
最短5営業日~ |
クリコム | 上下で 1,500円~ |
条件つきで無料 | 最短5日後~ |
キレイナ | 上下で 6,000円 |
条件つきで無料 | 最短10日後~ |
クリーニング東京 | 5点6,780円~ (1点あたり1,356円) |
無料 ※1 |
最短6日後~ |
ホワイト急便 | 上下で 1,560円 |
条件つきで無料 | 到着より 7日後~ |
※すべて税抜価格
※1 送料無料は、北海道・沖縄・離島を除く
料金の安さで選ぶなら、リネットか洗濯倉庫。
リネットは一見高いようにも見えますが、初回の会員割引を利用すれば安くなります。
複数枚(3枚以上)まとめてクリーニングに出すならリナビスのパック料金を利用すると安いです。
品質で選ぶならキレイナですね。
クリーニング料金の安さで選ぶなら「リネット」
リネットでスーツをクリーニングする場合の料金は下記のとおり。
通常料金(税抜) | 初回30%割引 | |
---|---|---|
スーツ(上) | 950円 | 665円 |
スーツ(下) | 660円 | 462円 |
上下合わせて | 1,610円 | 1,127円 |
リネットは仕上がり品質の高さやコスパフォーマンス、便利さが人気の宅配クリーニングです。
一見すると少し料金が高い様に見えますが、実は「初回30%割引・送料無料」の特典があり、かなりお得に利用できます。
初回割引を適用するには、最初の注文の時点で「プレミアム会員」と呼ばれる有料会員になる必要があります。
プレミアム会員の月額会費は390円(初月の会員費は無料)です。
お試しでクリーニングを利用する方も、会員になっておいて損はないです(初回料金が30%引きになるので)。
会員なら、2回目以降の送料無料の基準額が下がったり、納期が早まったり、クーポンや割引情報も配信されます。
リネットと同じくらい料金が安い「洗宅倉庫」
洗宅倉庫でスーツをクリーニングする場合の料金は下記のとおり。
シルバー会員 | ゴールド会員 | |
---|---|---|
スーツ(上) | 850円 | 680円 |
スーツ(下) | 590円 | 480円 |
上下合わせて | 1,440円 | 1,160円 |
※価格は税抜き
「洗濯倉庫」はコスパフォーマンスが良く、様々な使い方ができて便利な宅配クリーニングです。
洗宅倉庫にも、リネットと同じように会員制度があります。
- シルバー会員 …無料会員
- ゴールド会員 …月額280円の有料会員(初月無料)
ゴールド会員は初月の会員費が無料になるうえに、クリーニング料金も割引になるので、1回きりの利用だとしてもゴールド会員になった方がお得ですね。
他にもゴールド会員の特典としては、最大50%の割引がある、通常2,000円かかる送料が、4,000円以上の注文で無料になる、キャンペーン情報の配信、ポイント付与率アップなどがあります。
スーツをまとめて出すならリナビス
スーツをまとめてクリーニングに出す場合、一枚あたりの料金が一番安いのはリナビスです。
料金は下記のとおり。
料金 | 1点あたりの料金 | |
---|---|---|
ビジネスコース (スーツのみ最大6点まで) |
4,770円 | 795円 |
衣類3点コース (スーツ以外も可) ※1 |
4,920円 | 1,640円 |
※価格はすべて税抜き
※1 衣類コースは上記以外にも、5点・10点・20点コースがあります。
おせっかいなクリーニングということで定評のあるリナビス。
「おせっかい」というだけあって、たくさんの要望に応えるように色々なクリーニングサービスを提供しています。
中でも、スーツを一番安くクリーニングできるのは、「ビジネスコース」というスーツ上下のみ対象のコース。
- ビジネスコースの料金は4,770円(税抜)
- 対象となるのはスーツやワイシャツ、ネクタイなどビジネスで着用機会が多いもの
- レディススーツ、ブラウスも対象
- スーツ上3点、スーツ下3点(全部で6点)のクリーニングが可能(最低枚数は3点~)
- 納期は最短10営業日~(申し込み後3営業日以内に集荷キットお届け)
ビジネスコースで6点まとめて出す場合は、1枚あたり795円(税抜)という安さです。
ただ、ビジネスコースは納期が少し長めなので注意しましょう。
スーツ以外の服とあわせてクリーニングに出したい場合は、通常の衣類コースも利用できます。
納期の早さで選ぶなら店舗型クリーニング!東京23区内ならリネットも早い
納期の早さで選ぶなら、宅配クリーニングよりも店舗型クリーニングに出しましょう。
宅配クリーニングはどうしても発送に日数がかかってしまいます。
地方なら、なおさら時間がかかるので店舗型クリーニング一択ですね。
ただ、東京23区内にお住まいなら、店舗型に負けないくらいリネットの納期も早いです。
超速配達サービスを利用すれば「18時までに預けた衣類を、翌日の21時~24時には配達」と、かなり早いので23区内にお住いの方はリネットも検討してみると良いと思います。
(※ただし、超速配達サービスは1注文あたり300円の利用料がかかります)。
スーツをクリーニングに出す際の注意点
スーツはお仕事や行事など、日頃から大事な場面で着るもの。
よりキレイに仕上げてもらい、無事に返ってきてもらうためにも、クリーニングに出す際に気をつけたほうが良いポイントがあります。
- タグの洗濯表示を確認する
- 上下セットで出す
- ポケットの中身を確認する
- シミやほつれ、破れがないかチェックしておく
1:タグの洗濯表示を確認する
まずはタグの洗濯表示を必ず確認します。
洗い方の表示がすべて×になっているものは、クリーニング店でも取り扱いできません。
特に高級スーツなどは、洗濯表示がすべて×になっていることが多いです。
ちなみに、洗濯表示がすべて×になっているからと言って、クリーニングに出せないわけではありません。
特殊衣装もクリーニングできる業者(キレイナなど)に相談してみましょう。
2:上下セットで出す
スーツは、できれば上下セットでクリーニングに出しましょう。
上着とパンツ、どちらか汚れてしまった方だけをクリーニングに出したくなることもあります。
しかし、どちらか一方だけをクリーニングに出すと、「片方だけ色合いが違う!」ということになりかねません。
上下でチグハグなスーツは格好悪いですよね。
見た目のバランスを考えると、多少料金はかかりますが上下セットでクリーニングすることをおすすめします。
3:ポケットの中身を確認する
ポケットの中身を確認しておくことも大事です。
クリーニング店では、洗浄前にポケットの中身を確認して取り出すのが普通。
しかし、まれに見落としがあったり、取り出した物が紛失したりすることがあります。
プロとは言っても人間なので、絶対はないです。
万が一のときのために、なくして困るようなものが入っていないか見ておきましょう。
4:シミやほつれ、破れがないかチェックしておく
シミやほつれ、破れの有無も確認しましょう。
トラブルの防止はもちろん、より的確な依頼をするためです。
クリーニングに出す際、「このコーヒーのシミを落としてほしい」など具体的に伝えることができます。
宅配クリーニングであれば無料で対処してくれる業者もありますが、事前に伝えることでより満足のいく仕上がりになります。
スーツをクリーニングに出す頻度やタイミングは?洗わないとどうなる?
スーツを洗う頻度については、「汗をかく量」と「スーツの素材」で考えましょう。
スーツをクリーニングに出す頻度は、下記のとおり。
スーツを洗う頻度 | |
---|---|
春・夏 | 最低でも2週間に1回 |
秋・冬 | 1シーズンに1回 |
スーツにはホコリや汗、皮脂はもちろん、知らないうちに食べ物や飲み物のシミが付くなど、さまざまな汚れが付いています。
例えば、よく汗をかく春夏と、秋冬では当然洗う頻度が違います。
春夏のスーツは通気性のよい化学繊維を使用しているものが多く、こまめに洗ってあげないとニオイの元になりがちです。
さらに、汗の塩分や湿気によって生地の傷み・型崩れが起きるため、スーツの状態によっては1週間に1回など短い期間で洗ってもよいでしょう。
一方で秋冬のスーツは、春夏のスーツと比べてかなり洗う頻度が下がります。
その理由は汗の量だけではなく、秋冬のスーツの素材が関係しています。
秋冬物のスーツには、ウールを多く含む生地やフランネル、ツイードなど保温性や厚みのある生地を使用。
デリケートな生地のため、あまり洗いすぎると傷んでしまいます。
ですので、普段はブラッシングや陰干しなどの手入れをして、シーズンの終わり、または衣替えの時期に洗ってから収納しましょう。
ちなみにスーツを洗う際は、基本的にはクリーニングに出すことをおすすめします。
素材によっては自宅で洗えるものもありますが、汚れの落ち具合や生地へのダメージの少なさを考えると、自分で洗うよりもクリーニングに出した方がスーツを長持ちさせることができます。
パリッとした仕上がりで返ってくるため、見た目の印象もよくなるでしょう。
スーツのクリーニングにかかる日数・料金相場
スーツは着る頻度が多く、クリーニングに出す回数も多いことから、料金や納期が気になります。
店舗型クリーニング、宅配クリーニング、それぞれの料金相場や仕上がりまでの日数をまとめてみました。
店舗型 | 宅配クリーニング ※単品料金の場合 |
|
---|---|---|
スーツ(上) | 700~900円 | 850~950円 |
スーツ(下) | 500~700円 | 600~700円 |
上下合わせて | 1,200~1,600円 | 1,450~1,650円 |
日数 | ・お店に出してから最短で当日 ・通常で2~4日 |
・集荷から最短で翌日 ・通常では5~10日 |
※地域や店舗によって差があるため、おおよその参考価格です。
シンプルなスーツ(スカート)は、スーツ(ズボン)と同じくらいの料金で引き受けてくれるお店が多いです(店舗型・宅配クリーニングともに)。
また、防寒やオシャレのため、ジャケットの中にベストを着用する方もいると思いますが、ベストはスーツの下とほぼ同じ価格帯です。
上記の表を見てもらうとわかりますが店舗型クリーニングと宅配クリーニングを比べてみると、そんなに料金に差はありません。
宅配クリーニングでは初回割引や会員割引があったりするので、実際にはもっと安く利用できるケースがほとんどです。
ただ、宅配クリーニングを利用する場合は送料がかかる場合もあるので、選ぶ際は送料も含めた料金で選ぶようにしましょう。
クリーニングでかかる日数については、やはり店舗型クリーニングのほうが早く仕上がることが多いです。
宅配クリーニングでも追加オプションを利用すれば、店舗と同じくらい早く仕上がる業者もあります。
宅配クリーニング業者を比較したい!という方はこちらの記事も参考にしてください。
【まとめ】急ぎでスーツをクリーニングしたいなら店舗型クリーニング一択
スーツのクリーニングは、夏場なら2週間に1度、秋冬は1シーズンに1回の頻度でクリーニングすることをおすすめします。
スーツのクリーニング料金は店舗型・宅配どちらも同じくらいです。
ただ、急ぎのクリーニングなら断然、店舗型クリーニングの方が早く仕上がります。
納期までゆとりがある方は、ぜひ質の良い宅配クリーニングも検討してみてくださいね。