結婚式などで着るドレスは、1回着ただけで洗うべきなのか迷う方も多いです。
目立った汚れもないし、わざわざクリーニングに出すほどなの?と思いますよね。
実は皮脂汚れや汗などが付着しているので、そのまま洗わずに保管するとシミになってしまう可能性もあります。
ちょっと面倒ですが、ドレスは着用したらクリーニングに出すようにしましょう。
このページでは、ドレスクリーニングの料金相場や、クリーニングにかかる日数、店舗型ではなく宅配クリーニングをおすすめする理由、ドレスを洗うことができる宅配クリーニング業者などをまとめました。
クリーニング業者選びの参考になれば幸いです。
目次
ドレスを洗う頻度やタイミング!ドレスは着用後すぐに洗って保管がベスト
結婚式などのパーティーで使うドレスは、着た後すぐにクリーニングに出すのが正解です。
一番避けたいのは、着た後そのままクローゼットにしまいこんでしまうこと。
「一度着たドレスをまた来週も着る」という場合は、クリーニングが間に合うかわからないですし、洗わずに着ても大丈夫です。
ただ、次にいつ着るのかわからない場合は一度クリーニングに出し、汚れのない状態で保管するようにしましょう。
ドレスは一度着ると、目に見えなくても汚れがついています。
食事の際に汚れが付くこともありますし、汗をかけば皮脂などの汚れがドレスにも付着します。
特に注意したいのは「子ども用のドレス」。
子どもの場合は汗をかきやすく、皮脂汚れや食べこぼしがついている可能性もあります。
床に座り込んで床の汚れがつく、ドレスで手を拭く、というようなこともないとは言えません。
子どもの用のドレスは親が思っているよりも汚れているので、一度着用したら洗濯、またはクリーニングへ出すようにしましょう。
ドレスを洗わずに保管すると黄ばみの原因に
ドレスに付着した汚れをそのままにしていると、時間が経つにつれて汚れが酸化して黄ばんでしまいます。
特に汗をかきやすい脇や襟元は黄ばみやすく、汚れが付きやすい場所です。
一度 黄ばみができてしまうと、しみ抜きをしなければいけませんが、それでも汚れが落ちないこともあります。
着用した後すぐにクリーニングへ出し、きれいな状態で保管しておけば、黄ばみやシミの心配をすることもありません。
次回のパーティーも、お気に入りのきれいなドレスで参加することができます。
ドレスのクリーニングにかかる日数・料金相場
ドレスのクリーニング料にかかる料金・日数の相場は下記のとおり。
店舗型 | 宅配クリーニング | |
---|---|---|
料金相場 | 2,500~4,000円 | |
かかる日数 | 1週間~10日ほど ※宅配クリーニングの場合は、+配送日数 |
パーティーで着るようなドレスのクリーニング料金は、どのような素材が使われているか、付属品があるかないかによっても変わってきます。
特殊な素材の使用や装飾品がある場合は追加料金が必要になることもあり、プロによる特別な仕上げが必要な場合は少し高めの5,000円~10,000円程度です。
ドレスのクリーニングにかかる日数は、だいたい1週間~10日程度ですが、使用されている素材などによっても変わってきます。
店舗型クリーニングの場合は自分で出しに行き、自分で取りに行くため配達日数を考える必要はありません。
しかし、宅配クリーニングを利用する場合は申し込んでから発送するまでの時間と、クリーニングが仕上がってから自宅に届くまでの配達時間も考慮する必要があります。
特に、北海道や沖縄、離島などに住んでいる場合は、本州と比べて届くまでに時間がかかります。
また、しみ抜きや補修などを依頼する場合、余分に日数がかかるケースも。
ドレスを着用する予定があるのなら、日数は余裕をもって考えておいたほうが良いでしょう。
ドレスをクリーニングに出す際の注意点・クリーニング業者の選び方
ドレスをクリーニングへ出す際にチェックしておきたいのは、下記の3点。
- 汚れ
- ほつれや破れがあるか
- 特殊な素材や装飾品が使われているか
まず汚れのチェックをし、しみ抜きなどの作業が必要であれば依頼しましょう。
あわせて、ほつれや破れの有無も確認し、補修が必要ならドレス補修に対応しているクリーニング業者を選びます。
次に、特殊な素材や装飾品が使われていないかのチェックも必要です。
素材や装飾品によって追加料金がかかったり、そもそもクリーニングを行っていない場合もあります。
例えば、デリケートな素材だとカシミヤや絹、ベロア、アルパカなど、装飾品ならラメやスパンコール、ビーズなどがよく使われる素材ですね。
そして、このような素材や装飾品が使われたドレスのクリーニングに対応している業者を選ぶ必要があります。
ドレスのクリーニングに宅配クリーニングをおすすめする理由
ドレスを洗う際に、店舗型クリーニングよりも宅配クリーニングをおすすめする理由は2点。
- 専門の業者もあり、失敗しにくい
- 保管サービスがある
一番重視したいのは、大切なドレスを安心してまかせられる業者なのかということ。
お気に入りのドレス・高いドレスなら失敗は絶対してほしくないですよね。
料金が割高にはなりますが、宅配クリーニング業者の中には舞台衣装などのクリーニングを手掛けるほど、高い技術をもった業者もあります。
また、意外と助かるのが保管サービス。
宅配クリーニング業者の中には、クリーニングと同時に保管サービスを行っているところもあり、一定期間ドレスを預かってくれます。
以上が宅配クリーニングをおすすめする理由です。
しかし、クリーニング料金によってキャンセルする可能性がある方は、宅配クリーニングは避けましょう。
たいていの場合、宅配クリーニングをキャンセルすると往復送料を負担しなければなりません。
ドレスを洗うのにおすすめの宅配クリーニング
ドレスのクリーニングができる宅配クリーニング業者をご紹介します。
個人的には、下記の3つから選ぶのがおすすめです。
- 料金と質、バランスよく重視したいならリネット
- 料金重視ならネクシー
- 質重視ならキレイナ
料金・質の両方を重視したいなら「リネット」
通常クリーニング | 贅沢手仕上げ | |
---|---|---|
ドレスの料金 | 3,600円 | 4,300円 |
子供用のドレス | 2,520円 | 3,220円 |
日数 | プレミアム会員:最短1日~ 通常会員:最短7日~ |
宅配クリーニングの中でも人気の「リネット」
リネット指定のデリケート素材が使われている、装飾品、フリル、レース、プリーツなどがついている、見た目でパーティー用と判断できる場合は、パーティードレスのクリーニング料金が適用されます。
大人用のドレスだけでなく、子供用のパーティードレスのクリーニングも可能です。
他にも、リネットにはクリーニング&保管サービスがあり、最低7着~受け付けています。
料金重視なら「ネクシー」
通常 | プリモ会員 (有料会員) |
|
---|---|---|
ドレスの料金 | 3,000円~ | 通常料金から いつでも10%引き |
子供用のドレス | 2,600円~ | |
日数 | 最短6日~ |
ネクシーでもドレスのクリーニングが可能です。
ネクシーを利用する場合、月額有料会員(プリモ会員)になるとクリーニング料金が少しお安くなります。
また、子供用のドレス(140サイズ以下)は、大人料金から20%引いた料金でクリーニングしています。
ネクシーではクリーニングの他に保管サービスも行っていますが、装飾品がついたワンピースは保管対象外です(クリーニングだけなら可能)。
質重視なら「キレイナ」
通常 | |
---|---|
ドレスの料金 | 7,000円 |
子供用のドレス | 3,500円 |
日数 | 記載なし |
キレイナでクリーニングを行っている方は、特殊衣装を専門に扱う会社の出身者ばかりです。
そのため、価格は少し高めですが確かな技術でクリーニングを行ってくれます。
「絶対に失敗したくないドレス」をきれいに仕上げたいならキレイナを選びましょう。
子供用のドレスのクリーニングも可能で、料金は大人の半額になります。
ドレスのクリーニングについて【まとめ】
ドレスは一度着たらクリーニングなどに出してきれいな状態にして保管するのが基本です。
そのままにしておくと、落ちる汚れもシミになってしまいます。
クリーニングにあまりお金をかけたくないのであれば、自宅近くのクリーニング店でも問題ありません。
ただ、絶対に失敗したくないドレスの場合は、高い技術をもった専門店に出すことをおすすめします。
しっかりクリーニングして、次の機会まで大切に保管しておきましょう。