デッドストックがどのような意味を持つ言葉なのかご存知ですか?
デッドストックとは売れ残り品や倉庫に長い間置かれていた商品のことで、英語にするとdead stockと表記します。
服飾品やヴィンテージ品を扱うお店で広く使われる用語です。
デッドストックは価値の高いヴィンテージアイテムという意味で利用する人が多く、コレクターの間では「新品の状態で発掘される貴重品」として認識されています。
世間的に認知されている使用法ですが実は、デッドストックの本当の意味ではありません。
この記事ではデッドストックの正しい意味や、ヴィンテージストックとの違いをどこよりもわかりやすく解説します!
- デッドストックとは「売れ残り」「不良在庫品」という意味を持つ
- デッドストックの正確な意味は世間的に知られている意味とは異なる
- ヴィンテージストックとデッドストックに明確な違いはない
- お持ちのデッドストックを高く売るなら銀蔵がおすすめ!
知っておきたいデッドストックの本当の意味は?
英語表記(dead stock)の直訳通り、デッドストックは「不良在庫品」というのが本当の意味です。
デッドストックとは、販売側から見ると売れ残りで安く販売しなければいけない商品や、在庫を放置していて劣化してしまった商品などを表します。
つまり、ネガティブな意味合いで使う言葉です。
セール品・アウトレット品、型落ち商品をイメージするとわかりやすいでしょう。
デッドストックが現代の意味合いで使われ始めた理由は?
デッドストックとは売れ残り商品というマイナスな意味合いを持つ言葉だと解説しました。
では、なぜ現在のようにポジティブな意味で使用され始めたのか気になりますよね。
日本のアパレル業界が付加価値のついたデッドストック品を販売し始め、デッドストックという単語が広まったことがきっかけです。
売れ残った商品の中には、数十年経てば価値がつく物もあります。
たとえば1,950年代に作られた古着に数百万円の価値がつき、2倍の価格で取引されることも少なくありません。
デッドストックが高値で売買され、注目を集めたので古い貴重品として認識されました。
つまりデッドストックという言葉の意味は、ヴィンテージ製品と捉えておけば間違いないでしょう。
上記のような疑問を持たれた方は次の章を見ていきましょう。
デッドストックとヴィンテージストックの違い
結論からいうと、デッドストックとヴィンテージストックに明確な違いはありません。
デッドストックはヴィンテージの中に含まれており、未開封の商品をヴィンテージストックと呼ぶこともあります。
ヴィンテージは製造から30年〜99年経過している新中古品で、セレクトショップやオークションで売買されています。
近年ではヴィンテージという言葉が浸透し、売れ残りや15年前に製造された商品でもヴィンテージ品と言われていることがあるので気をつけましょう。
デッドストックをなるべく高く売るためのポイントは?
セール品やアウトレット品で購入したデッドストックは売れないこともしばしばありますが、ヴィンテージのアイテムは高く売れるかもしれません。
デッドストックを高く売るためのポイントは3つあります。
これから売りに出そうとしている方は、確認しないと損をする可能性もあるので必ずチェックしておきましょう。
- 事前に手入れをしておく
- 付属品を揃えておく
- 査定額が高い業者に依頼する
買取サービスは商品の状態によって、査定額が変動します。
バッグは乾いた布で拭いたり、古着であれば洗濯しておくことで高額買取が期待できます。
また、ブランド物のデッドストックを売るときはギャランティカードをつけることで、査定額が10,000円ほどアップすることもあるそうです。
デッドストックをお持ちの方は、買取業者をきちんと検討した上で売却するようにしましょう。
まとめ
今回はデッドストックの本当の意味と、デッドストックとヴィンテージストックの違いについて解説しました。
デッドストックを初めて知ったという方や、元々知っていたけれど背景知識は知らなかったという方もいますよね。
デッドストックを購入していて、価値がついた物は高値で売却できます。
買取業者や商品の状態によって査定額は大きく変動するので、買い取りに出すときは注意が必要です。
最後に記事をおさらいします。
- デッドストックはポジティブな意味合いで使われることが多い
- 「不良在庫品」「売れ残り」などデッドストックはネガティブな意味を持っている
- デッドストックはヴィンテージストックの中に含まれており、明確な違いはない
- デッドストックを高く売るには手入れや、買取業者選びが大切
- お持ちのデッドストックを高く売るなら銀蔵がおすすめ!
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