特にダメージを与えたつもりはないのに、いつの間にか壁紙にひびが入ってしまったことはありませんか?
ひび割れの存在には気が付いているけれど、害はなさそうだから何となく放置しているという方も多いかもしれません。
しかし、そのひび割れが万が一有害なものだったとしたら、後に取り返しのつかない事態を招く可能性があるため、大丈夫だろうという思い込みは危険です。
そこで今回は、知っておくべき壁紙がひび割れてしまう原因やひび割れの危険度を見極めるコツ、危ないひび割れに対処する方法などについて詳しく解説していきます。
- 壁紙にできたひび割れを放置すると家が崩壊するリスクがある
- 自分で修繕も可能だが深刻な場合はプロに依頼すべき
- 修繕費用の相場は1万円~7万円ほど
- 質が良く安い業者を見つけたいなら「ユアマイスター」一択
目次
壁紙のひび割れが発生しやすいポイントとその原因
家の中には壁紙が破れたり、ひび割れの線が入りやかったりする箇所がいくつかあります。
場所によって考えられる原因も違うものなので、対処法を考える時のヒントにしてみてください。
自分の家ではまだひび割れを見つけたことがないという方も、念のため以下のような場所にひび割れができていないか確認してみましょう。
- 壁と壁のつなぎ目部分
- 窓サッシやドアの周り
- 柱や吹き抜け部分の壁
- 壁の下地材やプラスターボード
- それ以外の部分
1位 壁と壁のつなぎ目部分
壁紙同士のつなぎ目(部屋の角や天井との境目)部分は、特にひびが入りやすいポイントです。
壁紙クロスの端っこからひびが入っているパターンで、この場合はその中の壁自体が割れているのではなく、壁紙そのものに破れが生じている可能性が高いでしょう。
原因として考えられるのは以下のような現象です。
- 壁紙に使われている塩ビ素材が、温度の変化によって伸縮する
- エアコンの温度を低くしすぎたり高くしすぎたりしがち
2位 窓サッシやドアの周り
部屋の窓やドアは頻繁に開け閉めするものなので、開閉クラックが起こりやすくなります。
毎日、開けたり閉めたりという動作によって、壁がダメージを負い、ひびが走ること。
外気の熱を通しづらくしたり、防音性を高めたりするために使われている下地材にひび割れが生じることが多く、経年劣化の症状として発生しやすい現象です。
壁の大元の部分にさえ破損が生じていなければ大きな問題はありませんが、自分の目だけでそれを判断するのは難しいかもしれません。
- 日々の開け閉めによる細かな振動が壁にダメージを与えている
3位 柱や吹き抜け部分の壁
家を支えている柱の部分も、実はひび割れが生じやすい箇所として知られています。
また、天井が高い家だと吹き抜けがあることが多いですが、吹き抜け部分の壁紙も実は比較的破損しやすいのです。
このようなひび割れが生じるのは、以下のような原因があるからだと考えられます。
- 家を建てたばかりで建材が馴染んでおらず、自然に伸縮したりゆがんだりしている
- 柱や吹き抜け間を風が通り抜け、そのわずかな振動によって壁にダメージが蓄積する
4位 壁の下地材やプラスターボード
壁紙のすぐ内側にある壁の下地材やプラスターボードがひび割れてしまい、壁紙もそれにつられて割れてしまう場合があります。
下地材やプラスターボードはもともと板張りではなく塗り固められているものなので、時間が経つとひび割れしやすくなるものなのです。
一見壁自体が壊れてしまったように見えますが、大体の場合は壁の基礎に問題が生じているわけではないため、自分でも応急処置を施すことができます。
- 屋鳴り(壁から「パキッ」と音がする現象)による振動
- 湿気や乾燥によって塗り固めた部分がもろくなる
- 何かを壁にぶつけた時の衝撃でひびが入る
5位 それ以外の部分
1位から4位の部分以外のひび割れはなかなか発生しません。
ですが発生した場合は、他の個所とは違いかなり危険性が高いといえます。
本来はできるはずのない箇所にひび割れが生じるということは、家全体の構造に問題が生じている可能性が考えられるためです。
もしも、ひび割れができにくいポイントに壁紙の破損を見つけたら、速やかにプロの目で診断してもらった方が良いでしょう。
- 家の基礎となる部分が地盤沈下などでゆがんでいる
- 地震による揺れに家自体が耐えられず傾きだしている
- 劣化により壁の内側がもろくなってきている
壁紙にひび割れができた!放っておいても大丈夫?
家の壁紙は生活しているうちにだんだんと汚れてしまったり、剝がれてしまったりすることがあります。
1本の曲がりくねった線のようにひび割れが入ってしまうことも、決してめずらしいことではありません。
ただしひび割れに関していうと、めずらしくないからといってほったらかしてしまうのは非常に危険です。
壁紙のひび割れを放っておくと、以下のように様々な問題が生じてしまう恐れがあります。
- 壁紙がはがれ落ちてしまう
- 家を建てた時に施工ミスがあった
- 壁内部が破損進み崩壊する
壁紙がはがれ落ちてしまう
ひび割れが進行すると、その個所から壁紙が大きくはがれていってしまいます。
別にそのぐらいなら気にしないという方もいるかもしれません。
しかし見ていて気持ちの良いものではありませんし、賃貸であれば退去時に修繕費を負担させられる可能性もあります。
家を建てた時に施工ミスがあった
ただ壁紙にひびが入っただけだと思っていたら、実は家を建てた時の工事の質が悪かったせいで壁自体に不具合が生じている場合もあります。
欠陥工事が施されていたとしても、家の内部の構造までは自分で確かめることができないため、あまり気が付くことができないのです。
そんな時には、壁紙のひび割れが唯一のヒントになり得ます。
壁内部が破損進み崩壊する
壁紙にひび割れが生じている時に想定できる最悪の事態は、壁紙だけではなく壁の内部自体にもひびが入っている場合です。
そのまま放置しているとどんどん壁の破損箇所が広がっていき、最終的には家全体が傾きだしたり、崩壊を招いてしまったりする恐れがあります。
いくら頑丈に作られた家でも、経年劣化によって多少のゆがみは生じるものです。
ある程度のゆがみには耐えられるかもしれませんが、家を支える基礎の部分にまでゆがみや破損が生じてしまうと、人命にかかわるほどの事故が発生する事態にもなりかねません。
【方法別】壁紙のひび割れを直す際の費用相場
家の壁紙に生じたひびを直すのに、いくらぐらいのお金が必要になるのか分からないという方も多いでしょう。
そこでひび割れの直し方別に、修復費用の相場をお伝えします。
- 自分の力で補修:300円~1000円
- 管理人に相談:無料の場合が多い(自己負担も0ではない)
- プロに依頼して修繕:1万円~7万円
自分の力で壁紙を補修する
DIYによって自分で修復できる範囲のひび割れであれば、300円~1000円程度のお金で補修できます。
- 下地用のパテ
- 壁用のコーキング剤
- マスキングテープや養生テープ
- 布巾
家の管理人に壁のひび割れについて相談する
管理人に相談して経年劣化や災害によるひび割れだと判断された場合は、無料で修理してもらえる可能性が高いです。
ただし、住民の不注意でひびが入ってしまったのなら、修繕費は自己負担になるでしょう。
借りている家の壁紙にひびが入っているのであれば、まずは家の管理人に相談してみましょう。
自己判断で業者を呼んでしまうと、後に思わぬトラブルに発展するリスクがあります。
プロに依頼して本格的な修繕作業を施してもらう
自分で業者を頼んで壁紙を直そうと考えている場合の費用は、ひび割れの深刻度や修復箇所の広さにもよりますが、だいたい安くても1万円、高い場合は7万円ぐらいかかります。
無料査定を行ってくれる業者に依頼すれば、本格的なオファーをする前に正確な金額を把握することができるので便利です。
壁紙のひび割れの危険度を見分けるやり方と対処法
本当に危険なひび割れなのかどうかは、専門的な知識のない一般の方が壁紙を見てもなかなか判断できないかもしれません。
しかし壁紙の破損は最悪の場合、命にかかわるケースもあります。
そのため、自分でも危険度をある程度見分けられる方法を知り、正しい対処ができるように準備しておいた方が良いでしょう。
- 壁紙の隅でもないところがひび割れていないか?
- 壁紙の下の壁自体にひび割れが生じていないか?
- 家を建ててから10年以上経過していないか?
チェック1:壁紙の隅でもないところがひび割れていないか?
本来であれば破けるはずのない壁紙の中央部分がひび割れている場合は、壁紙の破損だけが原因ではないかもしれません。
壁紙のすぐ下にある防音資材や断熱材が砕けていたり、ひびが走っていたりすることで、表の壁紙までひび割れてしまっている可能性が高いのです。
- 下地材のもろさを補強するために下地用のパテで隙間を埋める
- 壁紙だけがひび割れている状態なら壁用のコーキング剤で補強する
チェック2:壁紙の下の壁自体にひび割れが生じていないか?
壁紙を剥がしたら中の壁にまで深くひびが入っていたという場合は、壁が傷んでいる可能性が高く危険です。
また、振動しやすいドアの周囲や窓際の壁の中にもいくつかひびが入っている場合は、地震などの災害で家全体がゆがみねじれている可能性が考えられます。
自力で壁の中の状態を探ると破損箇所を余計悪化させてしまう恐れがあるため、専門業者を呼んで点検してもらった方が良いでしょう。
チェック3:家を建ててから10年以上経過していないか?
今の家に住み始めて10年以上経過していないか思い出してみましょう。
建物は住んでいるうちに経年劣化でもろくなっていくものなので、10年以上経っている家でひび割れを見つけた場合は新築よりも危険度が増します。
放っておいているうちに壁全体がもろくなり、建物の崩壊を招く恐れがあるため、可能な限り速やかに対処するようにしてください。
賃貸の場合は管理会社に相談しましょう。持ち家の場合は壁のひびを修復してくれる業者を呼んで、点検や修復などを任せるべきです。
1番の好条件で壁紙のひび割れに対処してくれる業者を探し出す方法
壁紙のひび割れを安く修繕してくれる業者を探すなら、「ユアマイスター(YOURMYSTAR)」がおすすめです。
ユアマイスターから業者に依頼すれば、無料で現地調査を行い、正確な見積もりを出してもらうことができます。
見積り依頼は一度に3社まで可能です。
見積りを比較できるので、一番好条件の会社に修繕をお願いすることができます。
- 壁紙修繕費用の相場が安い
- 悪徳業者を徹底的に排除する厳しい審査基準
- 過失があった場合は修繕費用をまとめて補償
壁紙修繕費用の相場が安い
ユアマイスターで見つかる業者は、一般的な相場よりも安く修繕を行ってくれる場合が多いです。
一般的な修繕費の相場とユアマイスターの相場を比較すると、以下のようになります。
修繕箇所 | 一般業者 | ユアマイスターの業者 |
---|---|---|
部屋(6畳程度) | 67,500円 | 45,000円 |
トイレ | 35,000~45,000円 | 20,000~35,000円 |
洗面所 | 40,000~50,000円 | 30,000~40,000円 |
キッチン | 48,000~65,000円 | 35,000~50,000円 |
悪徳業者を徹底的に排除する厳しい審査基準
ユアマイスターと提携を結んでいるのは、厳正な審査を通過することができた業者のみです。
登録を終えた後もユーザーとのかかわり方や料金設定について厳しく調査しており、少しでも不審な点がある業者とはすぐに手を切っています。
自分で探すと良い業者なのか悪い業者なのか見分けがつかないと困っている方は、ユアマイスターで業者探しをしてみると良いでしょう。
過失があった場合は修繕費用をまとめて補償
壁のひび割れを修繕している最中に、作業員の不注意で事故が発生したり、直した箇所に欠陥があったりした場合は、最大で5万円分の補償をしてもらえます。
万が一の場合でもサポートセンターが即時対応してくれるので、気兼ねなく相談してみましょう。
まとめ:壁紙のひび割れは命にかかわるケースもある
壁紙にひびが入っているだけでは、そこまで危機感を覚える方は少ないのかも知れません。
しかし、目には見えない壁の内部で取り返しのつかない破損が生じている可能性は、壁紙にひびが入った時点で十分に想定できます。
放置していると最悪の場合、地震の揺れに耐えられず家ごと崩壊してしまうリスクもあるのです。
たかがひび割れと放っておかずに、まずはユアマイスターで優良業者を探し、無料で現地調査に来てもらいましょう。
不用品が発生したらKADODEを利用しよう!
- 見積りが正確で料金プランもシンプル
- 希望があれば即日対応も可能
- 2回目以降も利用し続けるユーザー多数
壁紙の修繕や家のリフォームを機に要らない家具や家電製品など発生した場合は、不用品回収業者のKADODEが安くお引き取りいたします。
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