目次
不用品回収業者の選び方を知ろう
不用品回収業者って色々あってどれが一番良い業者なのかわからない、知人・友人も使ったことがなく誰に相談したらいいかわからないといった方々の為に不用品回収業者の選び方、注意点、トラブルに巻き込まれない方法などを詳しく紹介します。
そもそも不用品回収業者は何をしてくれるところなのか?
一般家庭、会社、引っ越しの際に出る不用品(処分・運搬するのが困難な大型家具・家電等)を楽に安く処分してくれる民間の業者です。
また処分する不用品の中で買い取りが可能な物に関しては、回収料金から値段を差し引いてくれます。(古物商許可のある不用品回収業者限定です)
しかし不用品回収業者の中には悪徳な業者も多く存在し、見積り金額よりも高額な請求をされた、指定の時間に来なかった、回収された物を不法投棄された等、多くのトラブルが発生しています。
そこで悪質な不用品回収業者に引っかからない為にも、正しい不用品回収業者の選び方の極意を知ることが大事になっていきます。
不用品回収業者には許可が必要!業者を調べよう
一般廃棄物収集運搬の許可なく不用品回収業務をすることは違法になりますが、中には無許可で不用品回収を行っている悪質な業者もあります。
そういった違法な業者に騙されない為にも不用品回収にもちゃんとルールがあることを覚えておきましょう。
以下のような業者に注意して不用品回収業者を選ぼう
- 一般廃棄物収集運搬の許可を持っていている業者
- 無料で見積りを引き受けてくれる業者
- 買取サービスも並行して行っている業者
- 見積り時の金額を正確に提示してくれる業者
- 市区町村の委託・一般廃棄物収集運搬の許可なく不用品回収を行っている違法な業者
- 産業廃棄物処理業・古物商の許可持っていると謳っている業者
- 広告にお金を掛けている業者(郵便に入っているチラシ、インターネットに広告を載せている、街頭でゴミを回収すると大音量で流しながら走っている車等)
- 空き地で無料回収と広告している業者
不用品回収業者との間に起こりやすいトラブル
「無料で回収すると謳った業者に依頼したら、後でお金を請求された」、「見積り金額よりも遥かに高い金額を請求された」など全国の消費生活センターに寄せられる不用品回収業者とのトラブルで最も多いのが、お金のトラブルです。
その他にも、「不用品回収されたモノが不法投棄されていた」などのトラブルも見受けられます。
このようなトラブルに巻き込まれたら、現在お住まいの自治体の消費生活センター又は警察に相談しましょう。
料金設定、補償、サービスをちゃんと確認しよう
不用品回収業者を利用するにあたって料金がいくらかかるのか明確にする為に不用品に出す荷物の大まかなサイズの事前確認、別途手数料(解体料、
階段での搬出等)は取られないか、荷物運搬の際に壁、床等にキズがついた時の補償はあるのか等、業者さんに確認するのも大事です。
料金設定
回収する不用品のサイズ、量によって変動しますが不用品回収の料金の相場は以下の通りです。
軽トラック1台分だとおよそ1万円~2万円前後
2tトラック1台分だとおよそ3万円~4万円前後
ここで注意したいのが価格表示で、例えば不用品回収業者のHPに軽トラック1台分1万円~(から)の表記がされている場合、それは税込なのか税抜きなのかも聞くべきです。
補償はあるか?
不用品回収の際、家にキズがつき業者が損害賠償保険に入っていない場合、なにも補償してもらえませんので、事前に頼もうと思っている業者に損害賠償保険に入っているか確認しましょう。
サービスはちゃんとしているか?
日時指定の予約はできるかどうか、HPに業者の所在地が公開されているか、電話又はmailした時のスタッフの対応は良いか、見積りは無料でしてくれるかを確認しましょう。
見積りをお願いしよう
良い不用品回収業者ならば正確な料金を見積りで提示してくれますので不用品回収業者に頼む際は、必ず見積りを頼みましょう。
そして必ず見積書を発行してもらいましょう。
最低でも2~3社の業者に頼むことをおすすめします。
見積りをしてもらった際のチェックポイント
不用品回収業者が見積りで自宅に来てもらった際の確認事項です。
インターネットで見積りを頼んだ方にも共通するチェックポイントです。
- スタッフの対応は誠実か?
- 質問に対して丁寧に答えてくれるか?
- 見積書に追加料金、別途費用が掛かることが明記されているか?
- 見積書の料金の内訳、項目は分かりやすく書かれているか?
まとめ
- 一般廃棄物収集運搬の許可を持っている不用品回収業者を探す
- 無料見積りできる業者を2~3社探す
- 見積書が分かりやすく、スタッフの対応が良いか確認する
ちゃんとした料金設定、サービス、補償、無料見積りをしてくれる不用品回収業者を選びましょう。